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出産後の話

今回はお産が終わってからの話。

無事に娘が生まれ、ほっとしたのもつかの間、後処理がいろいろはじまった。産んだ後のことなんて想像したり話題になったりしなかったので、ただベッドに移動じゃなかったのかーというかんじだった。

まず、おなかに残っている胎盤やらなにやらの大掃除。子宮収縮剤を注射され、やがてバシャッと音をたてて何かが排出された。ガーゼみたいなのを体に突っ込んで拭いてもらったような気もする。見えなかったのでわからないが、ごっしごっしと掃除してもらった。点滴もされた。そして切開した部分を縫合。生まれてこのかた体を縫ってもらったことないので、あんな曲がった太い針を使うのかと初めて知った。また、連続して縫うのじゃなくひと針ごとに結び留めするのもへぇ~と思った。けっこう縫ったな・・・10針くらいいってるんじゃないかな。お産でマヒしてるものの、やっぱり針は痛かった。イテッと口に出すこと3回目くらいで、麻酔を打ってもらった。大型動物に使うんじゃないの?というくらい太かったのでびびっていたけど、打ったあとは楽になった。もちろん、麻酔が切れてからはドーナツ座布団が手放せなくなったけれど・・・。

その後、着替えさせてもらい、きれいに洗ってもらったわが子が帰ってきた。おっぱいに口を持っていくとチュウチュウ音をたてて吸った。旦那が分娩室に入ってきて赤ちゃんを抱っこした。私も旦那もまだ実感がないかんじだった。赤ちゃんは保育器に入れられ、私は分娩室で寝たまま点滴が終わるのを待った。すぐには病室に行かないものなんだ。

やがて軽食が運ばれてきた。おにぎり2個と麦茶、フルーツ。私はおなかが減っていたので、食べていいのか了解を得る前に完食した。梅干しおにぎりがこんなにうまいと思わなかった。このとき妙に達成感を感じた。

食後、導尿(尿管に管をいれて人工的に尿を採る)が済んで病室へ。陣痛のときはあんなに一人でがんばれ的な対応だったのに、肩を貸してくれ、大丈夫か歩けるかと心配され、手すりにつかまれなんて言われながら歩いた。本人は余裕綽綽だったのに。その後はおとなしく寝ていなければならず、しかも寝返り禁止。仰向け限定で。一人で歩いていい時間も決められていて、それまではじっとしてろということだった。その時間、夜中の2時だという。耐えきれずに途中でどうしてもトイレ、と時間を早めてもらった。

そのくらい、お産は体力を奪われるものなんだと思った。余裕だったけど。

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