実家ライフの話
産後1か月ちょっと、実家にいたのでその話。
お産直後には感じなかった疲れが実家に帰って実感。産後うつってわけじゃないけど、涙がぼたぼたと落ち、たまらなくみじめな気持になったりした。日ごろそれほど頼りにしているわけでもなかった旦那がすごく頼りで、帰ってしまうときは泣きながらハグしてもらった。体力が回復してきた1週間後にはケロリと元気だったりしたけど。
赤ちゃんのお世話は事前にお勉強していたのでだいたい把握していたけど、病院と違って設備が整っているわけではなく、たとえば沐浴するときのベビーバスの高さによって、すごく腰がいたかったりやりにくかったりする。沐浴後の着替えやお世話セットの用意なども最初は母とバタバタしながらこなした。
授乳は混合栄養。当たり前のように出るものだとおもっていたおっぱいはにじむ程度だったので、まじないのように吸わせてはミルクをあげる感じ。途中ギャーギャー泣かれながらも病院で習ったとおりに飲ませてた。母乳育児をしたかったら泣かれても泣かれてもおっぱいでがんばる、もしくはミルクはスプーンで与えるとかしなきゃいけなかったみたいだけど、そのへんよくわかってなかったのでミルク9割ってかんじだった。よく聞く「張っちゃって」という悩みも皆無だった。ちょっと重イタイ感じはあったけどパンパンなんて一度もない。心配した母が温冷兼用のジェルパッドを買ってきたり、ご飯をやたらと食べさせたりした。食べなきゃ出ないよ!それじゃ出ないよ!出ないよ出ないよ・・・完全にストレスがたまっていた。一回だけ「うんざりだ!!ミルクの何が悪い!!」とキレた。娘はミルク缶の表示よりもよく飲んだ。湯ざましでも飲ませなさいというので与えるが嫌がる。実家を去る頃にはおっぱいブルーになっていた。それでもピューと出るようになってきて、お風呂上がりの授乳、夜間の授乳ではおっぱいだけでスヤスヤと寝てくれたりしてなんか幸せだった。あんなふうに出ない出ないと言われ続けなければおっぱいブルーにはならなかったと思う。でもブルーになったから母乳育児の情報を集めまくり今では一日1回のミルクで足りるようになったのかもしれない。
オムツがえはすっかり慣れてスピーディにできるようになった。ウンチをするときのギュルギュル~!というおなかの音にびっくりしながらもそのたびに家族で大笑い。肌着が汚れようとタオルが汚れようと平気だった。子供のウンチに抵抗はまったくなかった。大きく生まれたけど、新生児サイズで十分間に合った。今では太い娘のあんよもこのころはまだすらりと細かった。オムツで一番困ったのは脱げること。うちはパンパースをつかっていたのだけど、当時はグイーンパッのテープではなかったので、ホギャホギャと動いたあとはずれたりして、抱っこ中に脱げたりしてた。今の伸びるテープなら大丈夫だったかも。
寝かしつけはそれほど苦労してなかった。とにかくおなかいっぱいになればげっぷしながら肩ですでに寝ていた。それ以外で寝かせるのが苦労した。抱っこしても、目が閉じ高と思うとまたパチッと開いて、の繰り返し。母が抱っこして子守唄を歌いながらゆらゆらしていると寝たりした。同じことをしてもうまくいかないので母に何が違うのか?コツを教えて!とお願いしてもなかなか教えてくれなかった。今思うと完全にいじわるだった。実家を去るころには教えてくれた。ちょっと高い位置に頭を載せて、目を合わせながら抱くといいって。
沐浴は母との連携プレーで見事にこなしていた。娘は沐浴だいすきで、気持よさそうにしていた。沐浴で泣かれたことは一度もない。沐浴後のお世話では泣かれた。着替えに手間取ったり、はなくそを取るとき、へその緒のケアをするとき、激しく泣いた。生きるか死ぬかという激しさだった。へその緒はなかなかとれなくて、フラフラしながらいつまでもくっついていた。退院後2週間たってもとれなかったので、最後にはちょっと繋がってるとこをハサミでちょきんと切っちゃった。でべそになったりするのかな?
家事との両立はほぼ実践できていなかった。洗濯物を畳むくらいは手伝ったけど、ほか何にもできなかった。全部母がやっていた。疲れたろうなぁ。そこで母はスリングを買ってきて、これで両手が空くだろうからと私にプレゼントしてくれた。でも試しにスリングに娘を入れてみると大泣き!1か月過ぎてからは泣かずに乗ってくれたが、最初はどうすりゃいいのかわからないくらい泣いた。一か月検診どうしようと困っていたくらい。
切開の傷、痔はけっこう長引いた。実家を去る間際までドーナツざぶとんは必携だった。悪露も長かったので実家では湯船につかることはなかった。冬だったのでシャワーだけではちょっと寒かったけど、自分のシャワー中に娘が泣くことを思うといつも大急ぎだった。どういうわけかシャワーの音に娘の鳴き声が聞こえる気がした。たいていそれは空耳なんだけど。
実家を去るときはそんなにさみしくはなかった。でもとても不安だった。日中、赤ちゃんとふたりきりの生活が始まると思うとけっこうドキドキだった。実家のみなさんは私と赤ちゃんがいなくなると急に活気がなくなったらしい。母も風邪をひいた。
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